都道府県別の日本酒

日本酒の飲み方 初心者に分かりやすく解説

日本酒初心者に役立つ飲み方の基本

日本酒の飲み方って意外と分からないことが多いですよね。特に初心者の人だと、お店などで「注文の仕方」でも迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。しかし、そんなことに迷うのは、もう終わりです。そう、この記事を読み終えると、もう明日から「日本酒ツウ」になっていること間違いありません。一見、敷居が高く感じる日本酒ですが、そんなことはありません。それでは、基本的な飲み方から店での注文の仕方までご紹介していきます。

結論:日本酒の飲み方の大前提をしっかり抑える

日本酒を好きに飲む

好きに飲んでください。以上です、ありがとうございました。

今から、長々と日本酒の飲み方について記載しますが、大前提として、この前の言葉を覚えておいてください。

もう少し詳しく言うと「好きに、楽しく、自分に合う方法で飲んでください」となります。要は自分に合った方法で日本酒を楽しめばそれでいいです。氷を入れてもいいですし、炭酸を入れてもいいですし、温めてもいいです。好きにアレンジしましょう。もっと言えば、日本酒の成分の中には「肌に良い」とされている成分も含んでいるので、お風呂などに入れて肌の手入れをしたりするのに使うアリです。長澤まさみさんも「THE VOCE BEAUTY AWARDS 2012」の授賞式で日本酒風呂をしていると発言されています。また、酒蔵によっては「化粧水」を造っているメーカーもあります。

そもそも、日本酒に使っている良質な「水」のことを考えると、化粧水などにも応用しようと考えるのは当然のことかもしれません。

少し話がそれましたが、日本酒は基本的に「食中酒」としての役割が大きいです。食中酒とは、「食事中に飲むお酒のこと」です。食事をするときって、口の中に料理が入ってますよね?そして、その料理と一緒にお酒を飲むわけです。つまり「口の中」では、料理とお酒の味が混じり合っていることになります。

口の中で混じっているか、口に入れる前に交じっているか、だけの違いです。口の中で料理と混ざっているので、氷や炭酸を混ざるぐらいのことは「邪道」と言えません。

さらに、日本酒の原料は何か?「お米」です。お米だけをそのまま食べるのが正しい食べ方ではないハズです。様々なおかずと一緒に食べることで、よりお米の味は活きてきます。

日本酒も同じで、料理と一緒に飲むことでより日本酒も活きてきます。酒には肴(さかな)が必要です。このように考えると、「日本酒も好きに飲んだら良い」ということになります。ただ、お店などではある程度のマナーが必要なので、そういった時のために「日本酒の飲み方」をお伝えします。

日本酒初心者が困る「升の中にグラス」盛りこぼし

盛りこぼし 升酒

恐らく、この日本酒初心者の人が一番戸惑うのが、この「升の中にも日本酒が入っていて、さらにグラスも入っていてそのグラスの中にも日本酒が入っている」という「盛りこぼし」と呼ばれる日本酒の飲み方ではないでしょうか。

これをスマートに飲むとしたら(日本酒を知っている風に飲むとしたら)

まず、一口めは升の中にグラスがある状態でグラスの日本酒を飲みます。一口飲んだら、升の中からグラスを取り出して、グラスの底をおしぼりで拭きます。そして、グラスの方から飲んでいきます。グラスの方を飲み干すと、升の中の日本酒をグラスの方に移して飲みます。

このように飲むと「ちょっとスマート」に見えます。デートなどの時に試してみてください。

一連の流れにはすべて意味もあります。まず、「升とグラスをそのまま持ち」というのは、店側への配慮です。せっかく、仕掛けてきているので、取りあえず乗りましょう。そして、一口飲むと、飲みやすいようにグラスと升を分けます。このときに、グラスの底やその周りには日本酒がついているので、おしぼりで拭きます。拭かないとベタついてきます。そして、グラスの方から飲む理由は、升だと「木のにおいが付く」可能性があるためです。同じ理由で、升に入っているお酒もグラスの方へ移し替えます。

ただ、外国人の方は「升」で日本酒を飲むほうが「日本らしい」と感じる人も多くいます。そして、この盛りこぼしは「インスタ映え」することは確かです。また、基本的には「どのように飲んでも間違いではありません」。しかし、最後まで「升の中に空のグラスを入れながら飲む」というのは少し不自然なので、これはやめておいたほうがいいかもしれません。

一番オーソドックスなのは、「升は升で、グラスはグラスで」飲むことです。迷ったらこの方法が一番いいですね。二種類の酒器で飲むほうが違った味わいもありますし。升からグラスへ移し替えるのも「大吟醸系」ならアリだと思いますが、正直、そこまで木のにおいがお酒に移るわけでもありません。それに盛りこぼしでそこまで良いお酒が出ることも考えづらいので、普通に升とグラスは別々で飲むのが素直でいいかもしれません。「日本酒を知らない人の前で、知っている風に見られたい!」ときは、升からグラスに移すと効果はありそうです。

日本酒に詳しくて、日本酒が好きな人の場合はもれなく、「好きに飲んでいいんじゃない?」と言います。

日本酒の種類別飲み方

日本酒の種類別飲み方

日本酒には大きく分けて

  • 冷や(冷酒)
  • 常温
  • 熱燗(温める)

の3つがあります。そのため、お店で日本酒を注文するときに「どうしますか?」と聞かれることもあります。そのときには、上記の3つのどれかを言えばいいです。迷うことがあれば、基本的には「冷や」と言えばいいです。

また、日本酒には大吟醸、吟醸、純米大吟醸、純米吟醸、純米酒、本醸造酒、普通酒など様々な種類があります。

「吟醸」が付くと「高いお酒」と考えてもらっていいので、飲み方としては「冷や」か「常温」がおすすめです。吟醸系を「温める」ことはあまりしません。なぜなら、「味・香りが非常に繊細で、温める用に造っていない」ためです。

逆に「熱燗」には「純米酒系」の種類が向いています。日本酒古来の造り方で、「お米」の旨味を存分に楽しむことができ、濃醇な味わいが特徴なので、温めることでよりまろやかな口当たりになります。

日本酒をカクテルやロック、割って飲む

日本酒のカクテルやロック

日本酒の楽しみ方は人それぞれです。色々な飲み物と混ざてカクテル風にして飲むのもいいです。自分だけのオリジナルカクテルを見つけるのも楽しいです。または、夏場になると「ロック」で飲むこともオススメです。理由は単純で「暑いときに冷たい物は美味しい」からです。

日本酒のどの種類でもロックはできますが、特におすすめなのは「原酒」です。「原酒」は度数が高いので、それを「一般的な日本酒の度数に薄める」ためにロックにするのもいいです。そもそも日本酒は「加水調整」をしてアルコール度数を下げています。蔵元で加水調整をするか、自分で加水調整をするかの違いです。そのため「水割り」もこの原酒が向いていると言えます。

ただ、どの種類の日本酒でも「ロック・水割り」はできます。自分が飲んでみて「味が濃い」「香がキツい」などと感じたらロックにするなり水割りをするなり、「加水調整」を自分で行ってください。

たまに、お店で日本酒を注文するときに、焼酎と間違えて「ロックで」と注文して、周りから「日本酒はロックにしないよ!」などと言われている人を見かけますが、そこまで間違えているわけではありません。ロックにすることで、アルコールが薄まり口当たりが軽くなります。女性の方や初心者の方の場合「ロックにする方が飲みやすい」と感じることもあります。

まとめ

今回は日本酒の飲み方について、ご紹介しました。基本的に日本酒はどうやって飲んでも良いです。ロックにしたり、水で割ったりしてもいいです。また、肌にも良い成分を含んでいると言われているため、女性の方などは「お風呂」に入れてみてもいいのではないでしょうか。

ただ、一番美味しい飲み方としては、購入したら早めに飲むということでしょうか。蔵元がベストのタイミングで商品を出荷しているので、購入したら「冷蔵庫に保管」して、開栓したら早めに飲むようにします。また、日本酒は温度の変化によっても違った味わいを楽しむことができるので、「チビチビと」飲むことで、冷蔵庫から取り出したキンキンに冷えた状態から徐々に温度が上がる変化を楽しむこともできます。そして最後に、日本酒には美味しい商品が多いので、ついつい飲み過ぎてしまうことも注意が必要で、「和らぎ水(水)」を適度に飲んで、深酔いを避けることも大切です!

(文/編集部)