日本酒の失敗しがちな選び方というのは、いくつかパターンがあります。日本酒の種類は本当にさまざまなものがありますよね。そのため、「どれを選んだらいいか全然分からない」という人も多いのではないでしょうか。今回は、「日本酒で失敗しがちな選び方」をご紹介するので、実際に日本酒を選ぶときに参考にしてみてください。
日本酒は初めが肝心!
日本酒にハマる人とハマらない人の違いは「最初」に差があることが多いです。最初に自分好みの日本酒に出会うと「日本酒にどっぷりとハマる」のですが、最初につまづいてしまうと「日本酒はちょっと違う」と敬遠してしまうのです。特に「30代以上の人は昔の日本酒のイメージ」をそのまま持っていることがあります。これは本当にもったいないです。
「日本酒」と一言で言っても、その種類や味は全く違ってきます。
日本酒の魅力はその豊富な種類と味
日本酒を造っている蔵元は全国に1,500以上あります。しかも、日本酒は昔から続いている蔵元が多いので、創業年などは日本でも有数の歴史のある業界です。全国には1,500以上の蔵元がありますが、その一つ一つに個性があります。
水も違えば、使用しているお米も違いますし、「麹菌」と呼ばれる日本酒を造るときに必要なモノも違います。それらが杜氏によって管理されて、それぞれの蔵元が日本酒を販売しています。この豊富な種類というのは長所でもあり、初心者の人からすると「どれを選んだら良いかわかわからない」という短所にもなります。
日本酒の失敗しない選び方①安い居酒屋で注文しない
安い居酒屋でメニューに「日本酒」とある書かれてあるのは選ばないようにしましょう。安いチェーン店などにも日本酒は置かれています。しかし、メニューには「日本酒」としか書かれていないことも多いですよね。そして、まず日本酒を飲むときは外食のときに飲むことが多いと思います。最低でも「日本酒の銘柄」を書かれているものを選びましょう。
日本酒の選び方として、「普通酒」「本醸造酒」「吟醸酒」「純米酒」などの種類がありますが、安い居酒屋の「日本酒」は普通酒のなかでもかなり安いものを提供している可能性があります。できれば、日本酒の銘柄は好みのもので良いですが、「本醸造酒」「純米酒」「吟醸酒」を選ぶことをオススメします。
日本酒の失敗しない選び方②迷ったら有名な銘柄
迷ったら「有名な日本酒」を選ぶ。やはり、有名な日本酒は初心者の方でも美味しく飲めるものが多いです。「獺祭」「久保田」「八海山」など有名な日本酒は居酒屋などでも置かれていることも多いので、迷った場合は、有名な日本酒から入ってみて、それから自分好みの日本酒を探すほうがすんなりと日本酒の良さに気づくと思います。
日本酒の失敗しない選び方③甘口かスパークリング日本酒
初心者の人は「辛口」ではなく「甘口」やスパークリングなど飲みやすいものを選ぶ。日本酒のイメージとして「辛口」で、少し飲みづらいというのがあります。そして、「日本酒を飲むなら辛口だろう」と初心者の人も辛口の日本酒を飲んで「うーんちょっと・・・」と感じる人もいます。
もちろん、辛口でも飲みやすい日本酒もありますが、まずは初心者や女性でも飲みやすい「甘口」かスパークリング日本酒をおすすめします。白ワインのようにあっさりとしていて、シャンパンのようにすっきりと飲むことができるスパークリング日本酒もあります。日本酒を飲み慣れていない人でも、飲みやすいのが甘口とスパークリング日本酒です。
日本酒の選び方は王道から地酒へ
今回の記事では、日本酒の失敗しないための選び方をご紹介しました。特に、初心者の人の場合、「安い居酒屋で日本酒を飲んで嫌いになる」人が多いです。
しかし、ちょっと待ってください。日本全国には1,500以上の歴史ある蔵元が絶えず高品質な日本酒を造り続けています。自分に合う日本酒は必ずあります。そのためにも、「日本酒との最初の出会い」が非常に大切なため、初めて日本酒を飲むという人や久しぶりに日本酒を飲むという人は、今回の記事を参考にしていただいて、自分好みの日本酒を選ぶようにしてみてください!
以上、日本酒専門メディア「SAKEレビュー」編集部がお伝えしました。
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