日本酒フェア2017レポート 大反響のなか全国から銘酒が一堂に会する

日本酒イベント取材
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全国から集まった蔵元のお酒を飲み比べ!awa酒は開始1時間で完売!

日本酒フェア2017のレポートです。

池袋サンシャインの4Fで行われていました。行ってみると、すでに中には大勢の人がごった返していました。人数にすると、500人から1,000人ぐらいの人がいました。年齢層的には、池袋という土地柄か若い20代の人を多く見かけました。おそらく4割ぐらいは若い世代の人でした。男女比は7:3ぐらいでしょうか。男性のほうがやはり多かったです。

利き酒のほうには参加しなかったので、1,500円を支払って日本酒フェアのほうに向かいお猪口をもらって早速入場します。参加したのは、午後の部です。開始からすでに30分ぐらいが経過していたので、待ち時間はなくすんなりと入ることができました。

中に入ると、日本全国の蔵元が都道府県に分かれています。今回は「辛口」を飲もうと思っていたので辛口をメインに飲んで行きました。

まず、人気があったのは山口県の「獺祭」です。獺祭だけが「〇時〇分に出します」というような張り紙がありました。時間の間隔を空けて出さないとすぐになくなってしまうからでしょう。

ほかにも「種類」として人気があったのは、awa酒と呼ばれる日本酒のスパークリングです。この種類の日本酒は開始から1時間ぐらいですべて売り切れていました。

八海山のスパークリングも初めて飲んだのですが、やはり美味しかったです。透明感抜群で、クリアな喉越しは八海山ならでわです。

辛口のほうも次々と飲んでいきます。

最初の数杯はメモを取っていましたが、会場が混雑していて、とてもそういう雰囲気ではありませんでした。なので、メモを取るのを諦め「これはもう飲むしかない!」ということで次々と目ぼしいものを飲んで行きました。

しかし、この日本酒フェアは充実しています。1,500円で3時間半飲み放題で、都道府県のツマミもばんばん無料で食べることができます。

恐らく、お猪口で30杯ぐらい飲みました。あまりお酒に強い方ではないので、胃の中で加水調整をするためにガンガン水を飲みました。どれも美味しかったのでツイツイ杯が進みました。

 

また、都道府県によって特色が出ていました。愛媛県の蔵元の人たちは、恐らくご当地キャラクターの被り物をしていたりと盛り上げていました。

さらに、セミナーも聞くことが出来ました。

杜氏の方が「日本酒はちびちび飲んだほうが美味しい」というようなことをおっしゃっていました。確かに、アルコール度数が日本酒はビールに比べて強いので、ビールよりかはちびちびと飲んだ方が良さそうです。

また、会場には外国から来ている方も見かけました。フランス人っぽい人がお猪口を持って「スミマセン」とお酒を注いでもらってその場から少し後ろに行って美味しそうに飲んでいました。ほかにも何人かの外国人のグループもいました。

今回のフェアに行って感じたことは「やはり日本酒はこれからまた復活する!」ということです。どのお酒も非常に美味しかったです。あとはもう「きっかけ待ち」のようなところがあります。

上手く宣伝したり、何かのドラマや映画、アニメなどで個別の銘柄が使われたりと。これからはオリンピックに向けてどの蔵元も頑張っているとは思いますが、やはり安倍総理が地元の日本酒「獺祭」が強いと思う印象です。今回のフェアでも強かったです。

また、今回のフェアでは「awa酒(スパークリング)」と「熟成酒」のブースが別立てでありました。awa酒のほうは人気が高まっている印象です。

この「awa酒」は「日本酒スパークリング」など名称が分かれています。ややこしいと思って少し調べてみると、一般社団法人で「awa(泡)酒協会」が2016年11月1日に立ち上がっているので、今後は「awa(泡)酒」と言うほうがメジャーになりそうです。

 

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まとめ

日本酒フェアは酒好きなら行ったほうが絶対に良いです。日本酒造組合中央会が主催で、国税庁なども協賛として入っているので「かなり良心的な」価格設定です。全国の蔵元も「日本酒造組合中央会」と「国税庁」が入っていたら、ここでの儲けが出なくても行った方が良いのは決まっています。

さらに、会場には警察の人も数人いました。特に泥酔者が出て混乱するような事態はなかったですが、警備体制も整っています。安全面においても配慮されている様子でした。

日本酒人気が若い世代にも浸透しつつあることを今回の日本酒フェア2017で確認しました。そして、awa酒も人気が出始めています。乾杯の時はシャンパンではなく、「awa酒」になるような日もそんなに遠い日ではないかもしれません。

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